胡桃林の寝子日和。

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辛いけど、目を逸らせない。
2010年 07月 11日 |
今の私と同じくらいの年齢で亡くなった、本田美奈子さんのドキュメンタリーを見ています。

もともと、彼女は、大好きでした。
急逝された時には、とてもショックでした。

でも今、改めて、彼女がどういう病魔に冒されていたのか、そして、そのためにどういうことをしなければいけないのか、周りの人が、それに対してどう思っていたのか…そういう番組を見るたびに、胸が痛みます。

今、自分が、当時の彼女と同じ年齢であることを考え、そして、そのためにどれだけ頑張らなくてはいけないのか。
頑張って、その成果が全て発揮されればいいけれど、そうでない可能性の方が高い…。
そんな立場に今、父がいるのかと思うと、やりきれません。
先日、臨床医学を専門にしている方とお話をさせていただきました。
そして、日本と北米に、医療的に差はなく、今のところ『症状を遅らせる』以外の手段はないのだと、お聞きしました。

なるべく、難病に冒された患者さんたちの遺族の方々の声を聞きたいとは思うのですが、当時には『惜しい人を亡くしたな』程度ですまされていたことが、今は『どれだけのことを犠牲にしてでも助けたい』人がいると思ってしまう、という差異が、辛いです。

頑張って、治るのなら、どんなに辛いことでもする。
そう、思うのだけれど。

結局は、辛さ(肉体的にも、精神的にも)を長引かせるだけなのであれば、残される遺族である私たちに、出来ることはなんなんだろうと、考えてしまいます。

母から聞いた、父の『俺は70歳まで生きられんのか』という言葉が、痛いです。
涙ながらではなく、淡々とそう言ったということに、余計に辛くなります。
少々の身体不自由があってもいい、それでも、心は元気でいてほしい。

そう思うことは、傲慢なのかな…?
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by yuling | 2010-07-11 19:15 | ALS | Trackback | Comments(0) |
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