人気ブログランキング | 話題のタグを見る
胡桃林の寝子日和。
chats.exblog.jp
  ブログトップOut
ご無事を、お祈りしています。
2011年 03月 13日 |
津波の警報や注意報が、48時間を経てようやくすべて解除されましたね。
いまだ余震とはいえ大きな地震が続く中で、ひとつでも朗報が届いて何よりです。
でも、避難されていらっしゃる方、死亡された方、行方が分からない方々は刻々と増えており、時間の許す限り、TVのニュースを見ています。
見ていても、何ができるというわけでもありませんが、報道される中継の場所にお友だちがいやしないかと気になってしまってねぇ。

はじめはマグニチュードも7.4だったのに、今日の時点で世界最大の9.0と改正され、地震、津波、火事に続き、原発の不具合による被爆まで加わり、本当に『史上最悪の災害』となりつつあります。
ありがたいことに、利己的ではありますが、東北地方にお住まいである友人知人の無事は、お友だちネットワークのおかげで確認できており、ほっとしています。
私自身は、基本的にカナダに住んでいるために主な連絡手段がe-mailとなっており、携帯電話を使った(PC等を使わない)直接の連絡方法を知らない=携帯でのメッセージのやり取りも出来ないため、PCを開けられない状況にいらっしゃる方々の安否を確かめることが出来なくて。
なので、共通のお友達や知り合いの方たちを通じて、『電気が通じないだけ』なのか『避難所で待機している』のか、詳細は不明ながらも、それでも『(携帯電話の充電が続く限りは)応答できる』ほどにはご無事であるということに、胸をなでおろしました。

心配するしか出来ませんが、どんな状況かは分からないものの、お命に別状がないということが何よりの救いです。
可能であれば、私のいるところに来てくださいと言いたいところですけれど、交通手段も制限されていますものね…。
3月も中旬とはいえ、未だ東北の方では厳寒期ですので、特に夜間から早朝にかけて、暖かく過ごせていらっしゃることを願ってやみません。
東北や関東以外の地域でも、節電をすればそれだけ被災地に電力を供給できるということらしいので、今でも不自由なお時間を過ごされているお友だちを思いつつ、出来るだけの節電を心がけたいと思っています。

とはいえ、現時点で、未だ連絡の取れない方が万単位でいらっしゃるということですし、被災された方々にお見舞いを申し上げると同時に、お亡くなりになられた方にご冥福をお祈りし、ひとつでも多くの命が救出されることを願っています。

…って言うか、そろそろ、もう何年も前から危ぶまれている東海沖地震が起きても不思議ではなく。
しかも、今回の東日本大地震の規模は、東海沖地震で予測されているのと同程度らしく、でも東海地方は東北地方よりも人口も建物も交通機関も密集しているために被害はさらに凄惨になるだろうといわれており。
今回の東日本大地震に誘発されて明日にでも起こるかも知れず、落ち着かない時間を過ごしています。
24時間の付き添いが必要な父がいるので、私がいる間に起きてくれれば何とか両親を助けられるかもと思いつつも、もしも私が被害にあえば、きっとだんなはもちろん、義家族やお友だちに心配をかけてしまうだろうことに心が痛くなり。

カナダ西海岸地方だって活火山を抱えているので安全だとは決していえませんが。
何が起きても、日本の家族もカナダの家族も、同じだけ心配だし、離れていればそれだけ不安も増します。
何がどうなっても『なるようにしかならない』のかもしれませんが。


そうと分かっていても、今日も母とちょっと意見や考えていることの相違で言い争いをし、気まずいまま寝室に引き上げて(というか打ち切って)きました。
『ケルビン(絶対零度)』というあだ名を付けられた私の、良く言えば冷静な、悪く言えば突き放して冷たい考え方の所為で、『自分のことは放っておいても身内のことは我が身を犠牲にしても』という母の考え方や態度との間に、齟齬が生じてしまい。
詳細は、とにかく考えるだけでも面倒なので割愛しますが、基本的に『父のために』ということは同じなのに、『何に重点を置くか』など幹は同じなのに、それに伴い発生する枝葉のことでそれぞれの考え方や意見が衝突してしまい、母と姉と私とで、なんだか面倒なことになりそうです。
とはいえ、父の目の前で喧々囂々とやりあうわけにもいかず、特に姉はだんなさまやお子のことで忙しない時間を送っているので、これ以上負担はかけたくなくて。

父が入院・手術をしたからと文字通り飛んで帰ってきましたが、早くだんなのいるカナダに帰りたいと思いながら日々を過ごすよりも、だんなと一緒にいて『大丈夫かな』と両親や祖母を心配するくらいのほうがいいのかしらね?
もう何度も母に言われていますが、私は『”良く言えば冷静”だけれど、基本的に”利己的”で、例えば甥っ子に対してでさえ”子供を持たないからこその冷徹さがある”』そうで。
そういわれて、そんなことないよと言えない自分に罪悪感はなく、むしろもともと私は、子どもはほしくないと公言していたし、自分よりも年下の人にはどう対応していいかわからないと、母にもずっと言っていたじゃないかと反論したくなるのですけれど。
それでもやっぱり、『血の繋がった子に対しては違うだろう』と、思われていたのでしょうね…。

甥っ子は、かわいいです。
でも、かわいいと思うことと、子守りが出来ることとは、違うんですよね。
頭はしっかり過ぎるほどしっかりしているのに体が思うように動かない父と、どこまでもワガママで言うことを聞かない甥っ子と。
衣服の着替えでさえ、母や私の手を必要としなければならなくなった父の胸中を慮れば、詳細など知らずに聞いた言葉(”治らない病気”など)をそのまま悪意なく言ったり、TVのキャラクターやお友だちが言う相手を小ばかにしたような言葉を真似ていると分かっていても、苛立ちを覚えるほどで。

常に冷厳な言動をする(らしい)私は、もしかしたら感情的になりやすい母にとっては、うっとうしい存在なのかもしれません。
クリスマス直前に入院した父が2月のはじめに退院するからと、急いでチケットを取って帰ってきましたが。
もしかしたら、『すごく助かっている』といいつつ、でも実は、自分のペースを乱されたくない母にとっては、迷惑だったのかもしれません。
そう穿ってしまうほど、今夜はギスギスでした。
まあ、私や姉が考えていることが母に分かってもらえないように、母が考えていることは、私や姉は理解できないんだと思いますけれど。

なんでしょうね。
そんなことで言い争いができるほど幸せなのだと、東日本大震災の被災者の方々には恨まれそうですが。
今まで、それなりに表面上はうまくいっていたと思っていたので、がっかりです。
早く、だんなのいるところに戻りたいです。

帰国の予定、早めようかなあ…。
by yuling | 2011-03-13 22:24 | 里帰り | Trackback | Comments(0) |
<< 34日目。 ページトップ 28日目。 >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
Oborozakura Skin by Sun&Moon