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胡桃林の寝子日和。
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第2日目。アドヴァンスド・ダイブ最終日。
2006年 10月 14日 |
週間天気予報では雨と言われていたのに、ありがたいことに朝起きたら霧が出ており、霧が出る=晴れるということでラッキー!
と喜んでいたら、いきなり朝イチで、月のお客さまがきました。
…こんなに遅れまくってる(丸2週間…)んだから、どうせならもう1日遅く来いよっ!(怒)
まあ、基本的に月のお客さまは、薬を飲まなくてもいいのなら、ダイビングには関係ないのでいいんですけどね。
気分の問題です、ハイ。

集合時間は午前10時半。
本日はナイトダイブも予定されており、帰りが遅くなること必須なので、いつもよりも多めにおにぎりも準備しました。
魔法瓶に熱々のお茶も用意し、気分はまるでピクニック(笑)。
途中で時間が空くというので、念のために着替えと、時間つぶし用の本も入れたら、7月始めにいった3泊4日の旅行のときよりも大きな荷物になり、ちょいとびっくり。
ともあれ、うんとこしょと重いカバンを担いで、いざ出発!

時間どおりにショップに到着し、そこからダウンタウン経由で他に3人の生徒さんを拾い、ウェストバンクーバーのホワイトクリフパークへ。
ここはすでに3回目ですが、一応はブリーフィングをします。
そして海を見たら…なんと、すごい満潮!
いつもは苦労して歩く砂利浜がほとんど水に隠れて見えないくらい満ちていて、こりゃー楽そう♪
ずいぶん慣れてきた器材のセットアップもし、今回やるスキルの確認もしてから、潜ります。

1本目は、ディープ・ダイビング。
オープンウォーター・ダイバーは水深18mまでしか潜れないのと違い、アドバンスド・ダイバーは水深30mまで潜れるのです。
スキルそのものに違いはありませんが、深く潜れば潜るほど水圧も高くなるので、エアの残量をより頻繁に確認することが大切になるのと、水面に上がる前に数分間の減圧停止(深いところと水面ではかなりの圧力に違いがあるので、それを緩和させるため)をしなくてはいけないのが、やることとしては増えるかな。
で、『潜るよー』と合図をし、ぶくぶくぶく…と沈んだのはいいのですが、ドライスーツの中のエアがうまく放出できず、水底に辿り着く前に、ぷっかりと水面に戻っちゃいました(苦笑)。
エアを放出させるところは、左の上腕部についていて、スクリューとプッシュ式のボタンとあるのですが、どちらもかた~くて動かせず。
仕方がないので、ドライスーツの中にはエアを必要最低限(水圧で身体を圧迫するのでそれをなくす)だけにし、浮力のコントロールはBCDで行うことにしたら、なんとかオッケーでした。
これ、実は後からわかったんですが、前回のドライスーツのときよりもウェイトが2パウンド少なかったので、その所為もあったようです。
その後は、海底散歩を楽しみました。
潜った最深深度は、26m。
冷水域では、普通の海よりも4m深く潜っていると計算するので、実質、これが今の私が潜れる一番深いところとなります。
浅いところと、水中生物そのものにあまり違いはなく、また、感じる水圧も私はあまり気にならなかったので、深度計を見なければ、そんなに深く潜っているなんてわかんなかったと思います。
水面に上がる際には、減圧停止のために、水深5mくらいのところで3分間ほど留まるのですが、これがねー、何かにつかまってないと、水流でふよふよと動いていってしまうんですよ。
浮力をコントロールして、上下には動かないでいられるんですが、横に、ね(苦笑)。
インストラクターさんに手を引っ張ってもらうこと、数度。
すいませんでしたー。

水面で10分間休憩をした後、2本目は、アンダーウォーター・ナビゲーション・ダイビング。
その名の通り、水中でコンパスを使う技術です。
オープンウォーターのときにも、コンパスは使いましたが、そのときは真っ直ぐ行って真っ直ぐ帰って来るだけだったんですけど、今回は、90度ターンで四角形を描きながら元の位置に戻るという方法なのです。
コンパスを頼りに、3回曲がって、インストラクターさんの待っている場所まで戻る、ということで、一応クリア。
水の透明度があまり高くなかったので、ちょっと離れるとすぐにインストラクターさんの姿が見えなくなっちゃうから、それはそれでいい練習になったと思います。
余った時間はそのまままた海底散歩をし、前半のダイビングはとりあえず終了。

よたよたと車に戻って平服に着替え、ナイトダイブ用の器材をセットアップしてから、ちょっぴり移動して、ホースシューベイにあるカフェに移動。
ここでログ書きをし、生徒のうち2人はこれで終わりということで、帰ってゆきました。
この時点で、時刻は午後2時半。
ナイトダイブというくらいですから、外が暗くなるまで待たなくてはいけないので、日没が6時半としても、約4時間開いてしまうんです。
というのも、普通ならば午後2時ごろから集合してまとめて3本やってしまうそうなのですが、2本だけで終わる2人が夕方から用事があり、早めに終わらせたいといっていたらしく。
そのおかげで、私たちは4時間もカフェで粘ることになってしまったんですねー。
ま、帰ってしまわれた生徒さんから見れば、私ともうひとりがナイトダイブをしなくては行けない所為で、車で送ってもらえずにバスを使わなくちゃいけないって思っていたかもしれませんけどね(笑)。
ともあれ、今日は夕方から曇ってきて、日没と同時に海へ入れるということでましだったそうで、お天気がいい日は、日が沈んでもまだまだしばらくは明るいので待たなくてはいけないし、夏などは10時を過ぎても明るいので、全てを終えておうちに帰るのは日付変更線を越えてから、なんて事態にもなるそうなので、まだマシなんだそう~。
ということで、開いた時間はダイビングのことや全くダイビングとは関係のない話をしたりして、インストラクターさんふたり(どちらも男性でしたー)と妙な話で盛り上がっていたりもし、それなりに楽しんで時間は過ごせました。

そして5時半くらいからまたダイビングスポットへ戻り、器材のチェックをし、ライトも持って潜りに行きました。
7時ちょっと前に潜り始めたのですが、すでに水底は真っ暗。
インストラクターさんたちと私たち生徒と、1対1のペアになって分かれて潜ったものだから、ライトは2つしかなく、暗いところでは視界が良くない私にはかなーり恐怖。
それでも、昼間は水底の砂などが保護色になって見えにくい透明なエビや自分の手よりも大きなカニなども結構見れたし、何よりも私、タコを見つけました!
キューブ型のオブジェ(…?)が斜めに沈めてあるんですが、その隙間の穴の中に、ライトを当てるとちょっとぬめってらっとした感じの、第1日目のアドバンスド・ダイブで見たのと同じような生き物が見えまして。
全長は見えなかったけれど、ホワイトクリフにもタコがいるという発見は、なかなかにグー。
ただ、問題は、連れられて潜っているので、どこにそのキューブ型オブジェが沈んでいるのかというのが、自分じゃわかんないんですよね。
機会があったら、一緒に潜って見つけたインストラクターさんとまた潜って、ちゃんとした場所確認が出来るといいなぁ。
また、持ってたライトを消し、真っ暗な状態にして、腕をばたばた動かしてみると、夜光虫というキラキラが見えます。
確か、プランクトンか何かだと聞いたような気がしますが、きれいです。
以前、ノースバンクーバーのほうで真夜中にボートに乗せてもらった時に、ボートがたてる波がぼんやりと光って見えたことがあり、そのときに教えてもらって知ったんですけどね。
実際、自分の目の前で光って見えるのは、また感動が違います。
うふふー。
しかぁし!
事件はその後やってきた…。
ダイビングを終了し、水から上がった直後に砂利浜で足を取られ、膝をついてしまいまして。
一度体勢を崩すと、もう、立てない!
特に昼間に一度、重い器材を背負ってホワイトクリフの階段&坂道(行った人ならわかりますが結構きつい)を上がって疲れている所為もあってか、足に力が入らなくて。
頑張ってはみたものの無駄な努力だったようで、仕方なく、インストラクターさんにもう一度水の中(腰くらいの深さ)まで引っ張って戻してもらい、やり直しました。
そこで無駄に体力を使ったものだから、車まで戻る階段&坂道がつらいこと、つらいこと。
寄る年波には勝てん~と、何度も途中で休憩しながら、ぜはぜはとカメよりも遅い歩みとなりました…。
学生のころには、人以上に体力があり、その記憶も残っていたから、余計に今のこの体力の無さ加減が情けない~。

そんな長~い1日を終え、9月初めから始まった私のダイビングライセンスの取得講習も全て終わりました。
これで、特殊な条件の海でない限り、どこのダイビングスポットに行っても、潜れることになります。
うけけっ。
あとは、どんどん潜って、経験を積むだけ~。
せっかく覚えたスキルを忘れないうちに、ファンダイブに参加しなくては!

ちなみに今回は、昼間のダイブでは、ほとんどドライスーツの中に水は入りませんでした。
自分でもなるべく体を水平に保つようにしたおかげかもしれませんが、一番動かす手首が少しと、ドライスーツ内への吸気ボタン(ウルトラマンの3分タイマーがある場所)だけが濡れた程度ですみました。
ラッキー!
まあ、ナイトダイブでは、前回同様、思いっきり腕と首まわりがべっちょりになりましたけどね…。

残すは、だんながまだオープンウォーター(潜れる深度が18m)ダイバーなので、さっさとアドバンスコースを取ってもらわないと!というくらいかな。
じゃないと、一緒に潜りに行けないわ~。
by yuling | 2006-10-14 00:00 | ダイビング | Trackback | Comments(0) |
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