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胡桃林の寝子日和。
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みんな家族だから。
2010年 08月 08日 |
母方の祖母が亡くなった時も、その祖母の姉(母の姉=伯母が養女に行っていたため、私には父母の母たち同様におばあちゃんと親しんでいた人)が亡くなった時も、いつでも私は葬儀も全て終わってから、母からの事後報告で知っただけでした。
両親(特に母)は、遠くに住んでいる子だからなるべく余計な負担はかけないようにと、例えば葬儀に際しての花輪は私とだんなの名前で出してくれていたにもかかわらず、私たちはそういうことは一切知らずに、全てが終わったあとに『こうだったよ』という報告をもらうだけでした。
もちろん、地球の反対側に住んでいるので、何かがあってもおいそれと気軽に帰れる距離ではないのですが。
おばあちゃんたちが亡くなった時も、姪っ子が生まれることなく命を落とした時も、本当ならその場にいなきゃいけなかったんじゃないかなと、思うんです。

それはおそらく私の我が儘で、逆に普段近所にいない私が突然帰ったりしたら、それだけでも両親の負担になるんだろうなとは、分かっているんですけどね。

だけど、家族なんだもの、心配くらいはさせてほしいし、できることがあるなら教えてほしい。
私の知り合いの人たちには、家族との関係がうまくいかなくて、たまに帰国してもお友だちのところを渡り歩いているという人がいますが、ありがたいことに、私はいつだって家族のところに帰れるし、帰ることを楽しみに数年を過ごしていると言っても過言ではないくらい、家族が大好きだから。
大好きだから、心配もするし、離れていても出来ることはしたいと思う。
でも、離れているから、直接辛い事態を目の当たりにしていないから、言葉では何でも言えるし、理想も語れるというもので。

一応秋頃に里帰り帰国をしたいのだけれど。
正直言って、怖いです。
今まで通りの『ちゃっかり甘えたな私』をちゃんと演じ続けられるのか。
症状の進行を目の当たりにして、これまでと同じように接していられるのか。

どんな時でも、前向きでいたいと、思っています。
だけど、しゃがんだり、座り込んだり、俯いたり、そんなことはあるわけで。
それでもなるべく、後ろ向きにはならないように頑張ろうとは思うんですけど。

泣きなくなるのは、止められないなあ。
辛いんだもん。
悲しいんだもん。
泣きたいんだもん。
いつか、この思いも、過去になるのかな。
なって、くれるのかな。
…なって、くれるといいなぁ。
by yuling | 2010-08-08 21:30 | ALS | Trackback | Comments(0) |
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