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胡桃林の寝子日和。
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第43日目。
2015年 03月 01日 |
父の四十九日の法要でした。

父は晴れ男で、通院やディケアやレスパイトに行く日は、予報が雨だったり、実際に起きた時には雨が降っていても、父が車に移動する時間にはなぜか雨がやんでいるという、悪天候女である娘の私とは間逆の好天の持ち主でした。
が、なぜか今日は、早朝からずっと豪雨と言ってもいいほどの大雨。
親族やお坊さまがいらしてくださる時間になっても雨脚はやまず、もしかしたら父は、家から離れるのが嫌で雨を降らしていたのかなあとも思ってしまいました。

ともあれ、準備としては、香典返しや引き出物、食事など、目に見えて準備するものは簡単なのですが、おっさまや親類が来てくださった時の駐車場の確保、時間的に昼食も用意しなければならなかったのでそのための大きなテーブルや座布団はもちろん、湯のみ等などの用意、食事や甘いものが残った時に持って帰っていただくための容器や袋、そういう目立ったものではないけれど必要な雑多なものの用意を考えて整えておくことが結構手間でした。
もうずっと父と母二人の生活で、父の病気が発覚して以来そういう良くも悪くもお付き合いに必要なものが不要になってからは、甥っ子の分は常備してありますが、親類等が集まることなどずっとなかったため、自分たちも含めて10人程度でも一堂に会するとなると、お茶の一杯も出さずには置けないし、時間的にお昼も用意しなくてはならず(それはケータリングで済ませましたが)、最低限のおもてなし(?)は、こちらが招待して来ていただくのですから、当然やらなくてはいけないので。

それでも、父は身内が少なく、母方も多くはないので、こじんまりとすませることが出来、あれこれ手落ちはあったと思いますが、何とか肩の荷を降ろせました。
参加してくださった方々の中には、お経が違う(宗派を変えたので)とか短いとか、ご不満に思われた方もいらしたようですが、うちはうちのやり方で、お経も十分以上にきちんとしてくださったと思っていますから、ほうっておくとしまして。
でも総じて、終始和やかで、あまり身内の集まり等も関心がなかった父ですが、喜んでくれたんじゃないかな。
本当は、そこに父がいてくれたら一番だったんですけどね。

ともあれ、これで百か日までは月経もないので、母もちょっとゆっくり出来るかな。
父の介護のためにもうずっとほぼ毎日訪看さんやヘルパーさんの来訪があり、葬儀以降もあれこれ来客で忙しかったので、もともと母も私と同じであまり人との交流には積極的ではなく、来てくださる方々はいい人たちばかりではありましたが、落ち着く間もなくて結構なストレスになっていたと思います。
今後は、ぽっかり開いてしまうひとりでの時間をどう過ごすか、少々心配ではありますが、なんとかなるでしょう。

うん、私も何かまた、はじめたいなあ。
by yuling | 2015-03-01 17:00 | 里帰り | Trackback | Comments(0) |
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