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胡桃林の寝子日和。
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ロッキー旅行記  1日目
2006年 07月 02日 |
とうとう出発の日!
半年前から、ememちゃんが飛行機のチケットを取ったり、きゃびっちが宿泊の予約を入れたりしてくれたりし、指折り数えて楽しみにしていたロッキー旅行の始まりです。

朝、7時過ぎに、きゃびっち、きゃびっちのだんなさまとememちゃんがうちへお迎えに来てくれ、どきどきしながら、だんなとにゃんこどもに見送られ、『行ってきまーす』。
ロッキー旅行記  1日目_b0090654_131399.gifルートは、ちょっとこの地図では見づらいですが(クリックすると大きなサイズで見られます)、カムループスをへてレヴェルストークまでの予定です。

まずは、お隣アボツフォードでガソリンを補給して、ハイウェイ1を東にひた走ります。
ホープからはコカハラハイウェイ(ハイウェイ5)を取り、メリットを通ってカムループスに着いたのがちょうどお昼タイム。
きゃびっちとだんなさまが、持ってくるのを忘れたものがあるということで、まずは、ここで休憩しつつショッピング。
私は、10年前のワーホリできたときに、2ヶ月ほどこのカムループスでファームステイをしたことがあるのですが、いやぁ、すっかり都会っぽくなってしまっていました。
初めてカムループスに(長距離バスを使って)来たときには、こんな田舎で頑張れるんだろうかと不安になったくらい、ほんっとーに何にもなかったんですけどねぇ。

ロッキー旅行記  1日目_b0090654_13141354.jpgそして、ちょうど買い物をしたお店の中に小さなレストランが入っていたので、そこでお昼もすませました。
カムループスだからといって特別めずらしいものはなく、けれど、暑くってあんまり重たいものを食べたくなかった私は、無難にフィッシュ・アンド・チップス(写真手前)を。
ま、味はこんなものかなー。

ロッキー旅行記  1日目_b0090654_1316256.jpgそして、いざカムループスを出ようというときに、ガソリンスタンドに寄って、おもしろいものを発見!
これ、普通の停止サインなんですが、英語だけでなく、先住民の言葉も併記してあったんです。
バンクーバー近辺では、公用語であるフランス語でさえも表記してあることは滅多にないので、めずらし~っとつい写真を撮ってしまいました。

ロッキー旅行記  1日目_b0090654_13173742.jpgさて、カムループスからはまたハイウェイ1に戻り、東へ向かって走り、2時間ほど経ったときに左手に湖が見えてきました。
これはシュスワップ・レイクといい、名前は、釣りと狩りで生計を立てていた大きな先住民グループから取られたようです。
群青色の水は、暑い陽射しをやわらげてくれる効果…はなくとも、見た目がとても涼しく、きれいでしたー。

ロッキー旅行記  1日目_b0090654_13182484.jpgそこからさらに1時間ほど走ると、スリーバレー・ギャップというところにつきます。
1890年代に製材で栄えた町らしく、残っている古い町並み(ゴーストタウン)を見学することも出来(有料)、また、湖畔に建つ赤い屋根のかわいい建物に泊まることもできます。
が、私たちはとにかくあっつい!と、スリーバレー・レイクの方にしか見向きをせず。
こんな炎天下でも、やっぱり水は冷たくて、とても気持がいいんですよねぇ。

その後は、予約してあったモーテルへ。
思っていたよりもかなり早く到着し、さらに、そのモーテルに泊まる人はタダで泳げるという大きなプールがあると聞き、だんなさまはうきうきとお出かけ。
その間、私たちは部屋に取り付けられたクーラーの前でまったりと休憩しておりました(笑)。
そして、だんなさまが帰ってきたので、夕食を食べに出ることにしたのですが。
途中でかわいいおうちを見つけ、写真を撮っていたら、その前庭に真っ黒なにゃんこが!
今回の旅は、にゃんこ大好きな人ばかりですから、にゃんこを見かけたら黙って通り過ぎるわけがなく。
だんなさまが鳴き声を真似しながら近付いた…ら、家のパティオにいた人と目が合っちゃった!
人がいるとは思わなかった私たちと、にゃんこがいると思っていた家の人たちと、より驚いたのはどっちだったんでしょうねぇ(笑)。
そんなハプニングもありつつ、だんなさまがプールへ行く途中に見つけたといって、きれいな川(湖?)を見に連れて行ってくださり、そこでもまた『きれいねぇ』『のどかねぇ』とまったり。
そうこうしながら、腹の虫が鳴くのを無視できなくなり、モーテルの人に教えていただいたレストランを探し始めたのですが。
………歩いても歩いても、人がいやしねぇ。
レストランが集まった通りもあると聞いたのにないから、誰かに道を尋ねようとしても、出来ない。
もしやここもゴーストタウン?
なんてことはなく、だんなさまが『もう1ブロック行ってみよう』といったところに並んでました。
ロッキー旅行記  1日目_b0090654_1327138.jpgロッキー旅行記  1日目_b0090654_13273515.jpgしかもそのレストラン街は、真ん中がちょっとしたイベントが出来るようにタイル敷きになっていて、ちょうどカナダデーの祝日(の振替)だった所為か、ライブミュージックの演奏をしており、どうやら住民はみんなここに集まっていたらしい…。

さて、見つけた数件のレストランからイタリアンを選び、店内も冷房が効いてないと分かった時点で、お外のパティオ席へとっとと移動しまして。
ここからが、すごかったんですよねぇ。
メニューをもらい、きゃびっちとememちゃんがパスタを、私とだんなさまが4種類の味が楽しめるMサイズのピザをシェアすることにし、ついでに私とememちゃんとでイタリアの白ワインの1/2Lをシェアすることにしたのですが。
まず、オーダーしたときに、『パスタの場合、いつもはガーリックブレッドをつけますが、パンが切れているのでなくてもいいですか?』。
へええ、そんなこともあるんだ~と思いながらも、パスタを選んだおふたりは、ないならしょうがないよね、と承諾。
そして、しばらくしてきたワインが、『白ワインがなくなったので、代わりに赤を持ってきたけどよかったかしら…』。
どうやらここのお店では、赤と白が1種類ずつしか置いてないらしく。
まあ、私は赤でも最近は平気で飲めるようになっていたのですが、基本的に白が好きなememちゃんには申し訳なかったです。
で、待つこと40分。
遅いねー、どうしたんだろうねー、と話していたら、今度は『チーズがなくなっていたのだけれど、ピザはチーズなしでもいいか、何か別のものをオーダーし直すか、どちらにしますか?』
………いやぁ、ここまで来ると、もう、ギャグでしょー。
さすがにチーズなしピザはいただけないと、私はニョッキのトマトソースかけを、だんなさまは、ホールではなくピースであれば残っているピザがあるというので、それを2切れ(=違う味で2種類)で頼み直しまして。
ロッキー旅行記  1日目_b0090654_1328111.jpg結局、オーダーしてから1時間以上経ってようやく、ゴハンにありつくことが出来ました。
ついでに、パスタやニョッキにかかっていたソースはどれも、塩分が薄く、クリームソースもコクがない(多分チーズが足りなかったんだろうと推測)もので、しかも具が何もなくソースオンリーという素晴らしさでしたー!
こんな場合、たいていは『信じられない!』って怒り心頭になるんですけど、だんなさまがウェイトレスのおねーちゃんとうまーく冗談のやりとりをしてくれ、始終笑いっぱなしだった上に、サービス(?)にストロベリーショートケーキのイラストまでいただくというおまけ付でした。
もう、この一件だけで、何にもない街のはずのレヴェルストークが、忘れられない場所になりましたさ~(笑)。

そんな感じで、この日はモーテルに戻り、順番にシャワーを浴びて『おやすみなさい』をしました。

本日の走行距離 : バンクーバー→レヴェルストーク 約570km
by yuling | 2006-07-02 00:00 | 旅の思ひ出 | Trackback | Comments(2) |
Commented by るしふぁ~♪ at 2006-07-11 12:55 x
うははは(;^_^A アセアセ・・・
凄いレストランだね?
てか、あるものは何?って聞いた方が早いかもだなwww

570kmお疲れ様でした~♪

こういうの見てるとますます行きたくなっちゃうよ~(* ̄▽ ̄*)ゞ
Commented by chat at 2006-07-11 23:50 x
小さな町の小さなレストランだからね、連休のせいで思ってもみなかったほどのお客さんだったみたい。
実は、私たちが最後のお客さんで、その後に来た人には『すみません、材料が全てないからオーダーストップしました』って。
あるものは………ウェイトレスのおねーちゃんの笑顔♪だったかな~っ。

ふっふっふ、おいでませ~。
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