人気ブログランキング | 話題のタグを見る
胡桃林の寝子日和。
chats.exblog.jp
  ブログトップOut
体験ダイビング。
2006年 08月 16日 |
に行ってきました。
といってもべつに、某日本語新聞に影響されたわけではなく、もともとは2月半ばに申し込んでいたものだったんですが、予約した日からいきなりだんなの空咳がひどくなって延期してもらい、以後その咳が数ヶ月続いてなかなか出来ず、(開講時間が水曜日の夜のみなので)だんなの仕事が昼シフトになったり、私やだんなの旅行があったり、ころっと忘れていたり(…)で、ずるずると延びてしまっていたのでした。
でも、9月から3ヶ月間、だんなが仕事の後に学校に通うことになってまた時間がなくなるので、『今月中にやっとかないと!』と慌てたわけです。

まず、夕方7時にダイビングショップへ行き、借りられる器材(水中マスクとかBCD(Buoyancy Control Device=浮力調整装置)とかレギュレーターとかフィンとか)のサイズ合わせをしまして。
その後1時間くらい、インストラクターの方から、ダイビングの大まかな説明を受けます。
ダイビングをするにあたって気をつけなくてはいけない点や、レギュレータのつけはずしの方法や手話(これは全世界共通だそう)などの基礎知識を教えてもらうだけでなく、いかに『ダイビングって簡単で楽しい』かなどを。

その後、いよいよプールに移動し、実際に装着して水の中へ。
しかし、この装備がねー、重いんですわ(苦笑)。
エアタンクがずっしりとしているだけでなく、さらに腰に錘までつけるんですねー。
インストラクターの方が言うには、『ダイビングで一番わくわくする瞬間は、水の中に入るときだ』って(笑)。
確かに、背負っていると後ろにひっくり返りそうになるのが、水の中に入った途端、重さを感じなくなるだけでなく、体が浮かんじゃうんだもんね。
ともあれ、まずは浅いところで、お店で聞いたことの復習および実践。
水中でのレギュレーターのつけはずし、水深計やエアタンクの残量を見る残圧計等の見方、空気がなくなったときに他の人のレギュレーターを借りる方法、BCDの使い方など。
本当ならば、マスクの中に水が入ってしまったときの対処法もトライするんですが、今回はだんなも私もコンタクト装着だったので、インストラクターの方がやって見せてくださるだけになりましたが。

そして、それら全てに問題ナシ!というお墨付きがつくと、深いプールへと移動となります。
ここで、いったんプールの底まで潜り、耳抜き(水圧と体内の圧力の違いのために鼓膜に違和感が起こるのでその対処)の練習と、水中で無重力状態になったときに水面の方向が分からなくなったときの対処法などを試してから、いざ、さらに深みへ!
そこでは、実際にフィンを使ってふーわふーわと移動してみることになりますが、これが結構難しい。
ほぼ無重力状態に近いので、体が真っ直ぐを保てないんですよねぇ。
で、教えてもらったのは、泳ぐときには手を使わず、足だけで移動するんだそうで。
手を使うと、どうしても、片手で水を掻くともう片手がバランスをとろうとして別方向に動き、それがかえって水中ではバランスを崩すことになるんだそうで、泳ぐときには手を体の前で軽くそろえるか組むかして、足だけを使うんだそうな。
ほほー。
ちょうどそこには、アドバンスコース(すでにライセンスを持っている方で、もっと深く潜ったりインストラクターの資格を取りたい人のためのコース)を受ける他のダイバーさんたちもいて、道を譲ったりするときの手話を使用したりしましたよ。

もちろん、困ったこともありました。
生まれて初めて、水中マスクなるものをはめたんですが、これがうっかり鼻で息をしちゃったりしてねぇ。
水中で呼吸はできないというのは当たり前ですが、普通に泳いでいるときでも、鼻から息を『吐く』ことは出来るから、つい。
もともと私は母に『口をつむりなさい!』って言われるくらい、口をぽっかりあけてボケ~っと口で呼吸をしているんですが(…)、そんな私でもやっぱり鼻も使っていたんだなぁと、変なところで改めて思ったりしました。
それに、かなーり視野が狭い。
すぐ隣にいるインストラクターさんの手話さえ見えないことがあるんで、これは困りましたね。
まあ、新しいデザインのだと、結構そういう問題も解消されているようですけども。
あと、同じく生まれてはじめてつけたフィン。
はっきりいって、邪魔。
特に、浅いところにいたときには、このフィンが少しの水流を受けても流されたり、体の向きを変えようとしても、大きいものだから自分の足に引っかかったりして、面倒なのー。
実際に一番深いところに行って泳いだときだけ、まともだったんじゃないかなぁ。
そして、一番の問題点だったのが、寒さ。
使ったプールは1年中水で、これが結構冷たいのだ。
普通に泳ぐ人には、運動して体も暖まるからちょうどいいのだけれど、こういうダイビングっていうのは『運動』といえるほどの動きはないので、体が温まらず、歯の根がガチガチと合わないほどで、そうすると、命綱とも言えるレギュレーターが外れそうになっちゃうんですー。
だんなはもともと寒いときでもあったかいままという便利な体の持ち主だし、インストラクターの方はドライスーツを着用していたので問題ナシ。
追加料金を払ってでも、私もスーツを借りればよかったのかな~?
ともあれ、そういう問題点は、『慣れ』で解決できたり、実際の海では問題にならないようなことなので、大丈夫。

総括としては、うん、楽しかったな。
だけど、ライセンスを取るかどうかは、考え中。
いやべつに、水が冷たいから、というわけではないんですよ。
ライセンスを取るには、プール講習と、実際に海に入る講習とが必要なんですが、温水プールを使うところもあるらしいし、カナダの海が冷たいのがいやという人は、メキシコまで行くコースもあるそうだし。
私の場合、そうではなく、ライセンスを取っても、実際にダイビングしに行かない可能性のほうが高いからなんですねー。
というのも、どうやら私、ものすごーく潔癖症らしく。
プールの深いところで潜ったときですら、一見きれいに見える水の中でも虫の死骸とかがあったりして、内心『ウギャー!』と叫んでいたくらいですから、実際の海はどうなることやら。
なので、いくら日本よりも安いとはいえ、それでも300ドルくらいはかかるらしいし、プラス一切の器材を揃えようと思うとかるーく2,000ドルはかかるので、そこまでして潜りに行かなかったらもったいないし。
うーん、どうしようかなぁ。
by yuling | 2006-08-16 00:00 | ダイビング | Trackback | Comments(2) |
Commented by りのっちゃ at 2006-08-18 03:13 x
いよっ、初体験、おめでとっ!
でも、私、怖くてちゃんと全文、読めなかった。
外見が裏切ってるけど(突っ込まれる前に言っておくわ)、
こういうの、ダメなの私。こわい、こわすぎる!!

スキューバダイビングかバンジージャンプかって究極の選択を
迫られたら(そんなことは一生ないと思うが、、っていうか思いたい)
バンジー取っちゃうかも。

まず、銜え(くわえ)物が嫌、ダメ。酸素がなくなったらと想像するだけで
パニック、失神状態になりそう。体の自由も制限されるし。。。

でも楽しいひとときを過ごされたおうで、何よりです。
だんなさまはどうだったのかな?もしかしてライセンス取る気満々に
なっていたりして??
Commented by chat at 2006-08-19 00:32 x
あら、りのっちゃさんはダイビング、バンジーを選択しちゃうほど苦手でしたかー。
うん、でもりのっちゃさんって、とても繊細な方ですから、ちょっと納得。

銜えるものは、私は平気なんですけど、今回はレンタルだったので、『他の人も口をつけたんだよなぁ』っていうのがいやでした。
もちろんちゃんと消毒はされているとは思うんですけど、なんとなく…ね。
酸素は…慣れるまではちょーっと大変でしたよ、やっぱり。
酸素の残量は、手元で分かるようになっているので、今回はプールだったという安心感もあり、そのあたりは大丈夫でしたが。

だんな、お察しの通り、今月末のライセンス取得コースの受講申し込みを済ませましたー!
平日に4日間(教室2日・プール2日)の講習と、週末にオープンウォーター(=海)での講習2回だそうです。
私は…もしライセンスを取りに行くなら、命の危険も伴うので、ちゃんと日本語で受けられるところに通うと思います。
<< 片手で数えられてよかった。 ページトップ ぷにぷに。 >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
Oborozakura Skin by Sun&Moon